百姓家

大学卒業して人材系の会社に入社し、鬱になりかけて辞めた後に色々なとこを旅しながら働いてお金を稼ぎ、田舎に移住して畑を始めました。田舎の生活、畑、日々の生活、旅の思い出などを気ままに書いていきます。

2019年5月2日 銃の猟

昨日に続き、今日は早朝から害獣駆除で近くの山に猟に連れて行ってもらった。

鹿の夫婦を見つけて、メスの鹿を猟師さんが打った。一発で見事に的中。

それを持って帰って猟友会の基地で捌く。

今回のメスにはお腹の中に子供がいた。

どうやら今が鹿の繁殖期らしい。

 

もうすぐで生まれるはずだった命を奪う。

 

畑やってても思うけど、「害虫」「害獣」って言葉があんまり好きじゃない。

 

全部人間の都合なんよね。

虫が野菜食べるから農薬撒いて殺して、獣が野菜食べるから殺して。

人間だって山開い植林して、道路作って、畑開墾して、生き物から見たら「害人」やと思う。

 

でも、そんなこと言ったってそのおかげで今の便利な生活があるのも事実。

 

だから、色んなものに少しずつ感謝しめ、思いやり持って生きれたらいいなと思う。

畑やったり、狩猟やってたら色んな命の循環の中で今生かされてることに気づかされる。

本当にありがたい。

慣れてくると感謝を忘れそうだから、常に初心を忘れずにしよう。

それが「初心忘れるべからず」

 

そんなことを考えさせられた二日間だった。